日常生活で気をつけること(3)

パーキンソン病の方は自宅で転倒しない様工夫する必要があります。

電化製品のコードが床に出ているとひっかけて転倒の原因になりますので、テープで張ったりして引っかからないようにして下さい。

敷物も引っ掛かりの原因になりますので置かないようにして下さい。

出来ればバリアフリーにし、手すりをつけて下さい。

椅子はソファーの様なやわらかいものではなく、硬く、肘かけがついている物の方が使いやすいとのことです。

ベッドには柵をつけて下さい。

ベッドのマットレスは柔らか過ぎると体が沈んで動きが悪くなりますので硬めのものにします。

出来れば電動ベッドにして下さい。

階段には手すりと滑り止めを設置して下さい。

浴室には手すりと滑り止めマットと椅子を設置し、出来ればバスボードも装着して下さい。

バスボードとは浴槽の上部に取り付け、腰かけて入浴をしやすくするものです。

きちんと環境を整えて毎日歩行することが、筋力低下を防止し悪化を防ぐことになります。