パーキンソン病に対して鍼灸が出来ること(38)

特に女性の患者様から多い訴えとして、「調理の時にかき混ぜる動作がしにくい」、「フォークでスパゲティを食べる動作がしにくい」、「炒め物をする動作がしにくい」というものがあります。

最初は出来ているのにだんだん動きが悪くなったり、ふるえが出てきたりするとのことです。

パーキンソン病では屈筋と伸筋を交互に動かす動作がスムーズにいかないことが有名ですが、回内筋(内側に捻る)と回外筋(外側に捻る)を交互に動かす動作もスムーズにいかないようです。

この症状に対して頭部のツボや手のツボを使うことで、動作が改善します。

「お蔭様で調理が楽になりました。」とうれしい報告を受けています。