パーキンソン病の鍼灸治療

1)補腎(腎を補う)

疲れやすい・足腰がだるい・体が冷えるなどの症状がある場合、「腎虚証」になっておりますので、腎経を中心とした治療を行ないます。

2)肝を補う

手のふるえ・不眠・目の不調・イライラし易い等の症状は「肝虚証」と考えられます。肝経を中心とした治療を行ないます。

3)痰飲の改善

むくみ・めまいなどの症状は「痰飲」が原因と考えられます。脾経や水分代謝を改善する経穴を中心とした治療を行ないます。

4)瘀血証の改善

血液の循環が悪く、便秘傾向の場合は瘀血証になっている可能性があります。血液の循環を改善する治療を行ないます。