運動について

パーキンソン病では筋肉が硬くなっているだけではなく、筋力低下が起こっている場合もあります。

前傾姿勢が起こっている場合は背骨を支える脊柱起立筋の筋力低下が起こっていると考えられ、背筋力をつける必要があります。

腰が曲がっている場合にはお尻にある大殿筋の筋力低下が起こっている可能性があり、下肢を後ろに挙げる運動を行なうことをお勧めします。

常時膝が曲がったまま歩いている場合にはモモの前面にある大腿四頭筋の筋力低下が起こっている可能性があり、足を蹴り上げる運動をすることで改善します。

歩くときに後方に蹴る力が弱い場合には下腿三頭筋の筋力低下が起こっている可能性があり、つま先立ちの運動をお試し下さい。