パーキンソン病に対して鍼灸が出来ること(11)

パーキンソン病では手指の動きが悪いという症状があります。

日常生活では箸を使いにくい・ボタンをはめにくいなどが挙げられます。

この症状はパーキンソン病による筋固縮(筋肉が硬いこと)によるものだけではなく、手指の変形性関節症(老化現象により手指の関節が硬くなっている)も合わさっている場合が多いです。

手指の関節が硬いところにパーキンソン病により指の協調運動が低下するとかなり動きが悪く感じられると思います。

鍼灸治療ではパーキンソン病による筋固縮に対する治療と手指の関節の動きを改善する治療を合わせていきます。

この2つの治療の併用により、かなり手指の動きが楽に感じられると思います。