パーキンソン病に対して鍼灸が出来ること(27)

パーキンソン病で問題となることの1つが転倒です。

転倒により骨折をしたり、重症の場合には寝たきりになってしまうこともあります。

転倒する要素としては、バランス機能低下・下肢の筋力低下が挙げられます。

筋固縮により足関節が硬くなっていること、扁平足があることも下肢の動きを悪くしていると考えられます。

鍼灸治療ではバランス機能低下に対し、めまいやふらつきに効果的なツボを使って治療します。

足関節の硬さに対しては、足の筋肉の緊張を緩和し足関節の動きを改善する治療を行ないます。

更に扁平足に対し、後脛骨筋などの力を高める治療を行ないます。