パーキンソン病の方が気を付けなければいけない合併症として誤嚥性肺炎があります。
誤嚥性肺炎にならないためには嚥下機能を良い状態に保つことと風邪予防が挙げられます。
パーキンソン病に対して「鍼灸が出来ること(10)」で嚥下機能について取り上げましたので今回は風邪予防についてお伝えします。
風邪予防にはお灸が効果的です。
照海というツボは唾液の分泌を高める効果があります。
唾液にはリゾチームなど抗菌作用のある物質が含まれており、免疫にかかわっています。
また日頃から胃腸の働きを整えておくことも風邪予防になります。
中脘・地機などのお灸が効果的です。