パーキンソン病では1人1人訴える症状が異なります。
症状は大きく2つのグループに分けられます。
1つは陽の症状(熱・機能亢進)でもう1つは陰の症状(冷え・機能低下)です。
筋肉が硬い・便秘などは陽の症状です。
元気がない・頻尿などは陰の症状です。
陽の症状には主に鍼治療を、陰の症状には灸治療を行なっています。
陽の症状と陰の症状が合わさっており両方とも強い場合、両方の治療を同時に行なうと治療効果が出ないことがあります。
パーキンソン病では陽の治療を優先します。
したがって陽の症状だけで軽めの場合は症状の改善が速いことが予測できます。
陽の症状と陰の症状が合わさっており両方とも強い場合は症状の改善に時間がかかる可能性があります。