同じパーキンソン病でも人によって症状はかなり異なります。
ふるえがメインのタイプ・ふらつきがメインのタイプ・言語障害がメインのタイプ・すくみ足がメインのタイプなどがあります。
ふるえ・言語障害・すくみ足これらの症状の共通事項は筋固縮と言って筋肉の緊張が強くなっていることで肝の病証と考えます。
ふるえでは手の筋肉が、言語障害では発音に関する筋肉が、すくみ足では足の筋肉が硬くなっています。
ふらつきがメインのタイプは痰飲と言ってリンパや脳脊髄液の流れが悪いと考えらえます。
また、疲れやすい・意欲が低下しているなどの症状は腎虚証と考えられます。