パーキンソン病の原因(1)(現代医学)

1960年、パーキンソン病では大脳基底核でドーパミンが不足していることが判明し、Lドーパ(ドーパミンの前駆物質)を投与する治療が始まりました。

2002年、レビー小体が中脳の黒質に沈着することがパーキンソン病の原因であると判明しました。

中脳の黒質の神経細胞はドーパミンを産生していますが、老化によって神経細胞が減少することが判明しています。また、パーキンソン病では神経細胞の減少が一般の高齢者より著しいことが判明しています。

パーキンソン病の原因としては、ミトコンドリアの機能異常・活性酸素・レビー小体の存在などが考えられています。