パーキンソン病に対して鍼灸が出来ること(7)

パーキンソン病では不眠も良くある症状です。

パーキンソン病では筋肉の緊張が強いので寝ても疲労感が取れにくい状態になっています。

不眠が続くと全体のコンディションが良くないので改善する必要があります。

軽度の不眠は鍼灸の適応疾患です。

鍼灸で筋肉の緊張を緩和することが出来ますので同じ時間寝ても疲労の回復が改善することが期待できます。

更に不安感を緩和する澤田流郄門や精神的緊張をやわらげる中封・太衝に鍼をします。

 

また、活動モードをリラックスモードに変える百会の鍼も効果的です。

夜間頻尿によって不眠が出現している場合には頻尿の治療を合わせていくことをお勧めしています。