パーキンソン病に対して鍼灸が出来ること(28)

パーキンソン病で治療中の方から「手の力が入りにくい」という相談を受けることがしばしばあります。

実際に診てみると、握力や手指を外に開く動きが弱くなっている場合が多いです。

また、胸郭出口症候群と言って首の筋肉の過緊張により首から手に行く神経が圧迫される疾患を合併している場合もあります。

この症状に対し、首の筋肉の緊張を緩和する治療と手の治療を合わせることにより握力や手の動きが改善します。

もしそのような症状がありましたらご相談下さい。