パーキンソン病に対して鍼灸が出来ること(22)

パーキンソン病では前傾姿勢で歩行するのが特徴的です。

この前傾姿勢では首に目が行きがちですが、股関節にも問題があることが多いです。

股関節が前方に屈曲した状態(屈曲拘縮)になっているために前かがみになっているのです。

股関節が前方に屈曲した状態(屈曲拘縮)は座位姿勢が固まった状態とも言えます。

この姿勢のために腰が痛くなったり、バランスが悪くなったりします。

股関節の屈曲拘縮は腰のハリ治療で改善します。

実際にこの治療で前傾姿勢が治療直後から改善した方がいらっしゃいます。